ストレスと脳


皆さんは「緊張で頭が真っ白になる」などの思考が停止してしまった経験はおありでしょうか⁈

ストレスを受けると脳の底部にあ古い脳領域の視床下部が反応して、下垂体と副腎からのホルモン分泌が促進され、心拍数の増加、血圧の上昇、食欲の低下などが生じると理解されています。これらの変化は、脳に起こる原始的な反応であるといえます。

ストレスが加わると、古い脳領域の支配が強まった状態になり、危険に備えようと恐怖などの情動を強めます(扁桃体)。そして、ドーパミン、ノルアドレナリンやコルチゾールの濃度が高まるとそれらが前頭前野に達して前頭前野の活動が弱まり、普段から押さえ込んでいた衝動があらわになったり、不安を感じたり、パニックを起こしたりしてしまいます。

このように、前頭前野精神の制御装置としての役割があり、状況にそぐわない思考や行動を制御しています。

この働きによって集中、計画、意思決定、洞察、判断、想起などができるのです!

逆にストレスが強まるとこれらの働きがストップして、例えば“パニック”のような症状が現れます。さらに身体の機能にも影響し、不定愁訴などに繋がります。

では、ストレスマネジメントするために、前頭前野を強化し、扁桃体など情動を抑制するにはどうしたらいいのでしょうか⁈

ストレス障害に対する研究は進んでます。お薬でストレス物質の作用を妨げ前頭前野のネットワークを広げ機能を強めることもその一つです。

薬剤を使わない治療も注目されています。休養や深呼吸、瞑想、適度な運動、香り、音楽、などなど、ストレスを抑えられることは明らかになってきています。結局はリラックスすることで自然と情動をコントロールできるということです。

鍼灸でさらに脳を元気に!

そして、鍼灸の刺激は脳からオピヨイドという生理的な鎮痛物質が放出され、様々な痛みや不快症状をやわらげる効果が認められています。脳内麻薬といったら怖そうですか?でも、これは必要な分だけ分泌され用が終われば速やかに分解されます。とーってもリラックスして身体に良い!なんて便利なんでしょ♪♪

特に、重力に反して身体を支える筋肉→首や背中、脚などがほぐれると、セロトニンも増し、よりリラックスすることもわかってきました。

下の写真、ご覧下さい!鍼灸での反応、いろんな方々にお写真ご協力頂きました。ありがとうございましたm(_ _)m

個人差はあるもののこれほど血行がよくなるんですよ♪ 脳も超リラックスですね♡

肩の鍼がみるみる上背に広がりました!

•お灸もいいね!

•足のツボ(殷門)周辺はかなり硬くなってました(^^;) 内側から隆起するぐらい反応上がってきてます!もちろん後はスッキリですヨ♪

•背中の刺鍼後、ドンドン変化が!見え辛いかもですが、背骨に沿って反応が出てきてますね♪

•おおっ〜腰から臀部こんなに反応広がりました!

局所の痛みだけでなく、脳まで活性化させる鍼灸!お薬のように副作用も心配ありませんので、気軽に生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

絶対お勧めですヨ☆

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